初めてでも自動車買取り業者に安心して高く愛車を売却する為のコツ

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買取業者が欲しい自動車はそれぞれの店によって違うことを理解する

どんな車でも高く買います！

どの業者も、たいていこんなキャッチコピーでユーザーにアピールしています。

ですが、どんな車でも、というのは少し誤解を与える表現のような気がします。

実は買取り店は、それぞれの事情、戦略によって、買取りする自動車に好みがあります。

各買取業者の好み（高く買う車の傾向）を理解することで、無駄な労力をかけずに、高く売却することができます。

例えば、あるユーザーのお話。

1年落ちの軽自動車ダイハツ タントカスタム 1万kmが

派手なTVCMで有名な買取り店A社では100万円以上の値がついたのに、

買取り店B社、買取り店C社では、横並びで90万円だった。

しかし母の平成15年式プレミオ15万kmを同じA社に査定してもらったところ、

A社では5万円、B社0円、

なんと、宣伝もほとんどしていない地元の買取業者C社が圧倒的高値の20万円という査定。

1年落ちのタントカスタムを圧倒的に高く買取りしてくれたA社なのに、

15年落ちのプレミオでは全然安い査定でがっかりしたとのこと。

極端ではありますが、買取店の趣向を如実に反映しています。

何故、買取業者によって差が出るのでしょうか？

有名だから？果たしてそれだけの理由でしょうか？

実際に自動車を買取業者数社に査定してもらった後、売却したユーザーに聞いてみました

■平成27年式のタントカスタム 1万kmの場合

■平成22年式のトヨタプリウスSツーリングセレクション10万kmの場合

■平成15年式のトヨタ・タウンエースバン 20万kmの場合

このユーザーの声を反映した図からも読み取れるように、

高年式・低走行はTVCM等で有名な路面店Aが高い傾向があります。

理由は小売販売できるからです。

ただし在庫リスクの高い不人気車はいくら高年式・低走行車でも決して高額買取りとはいえないのが実情のようです。

逆に中小規模買取店B、出張買取り專門店Cは5～10年落ち・5万～20万kmの自動車に強い傾向があります。

こちらは買取業界の王道、業者オークション売りが特徴です。

これらの業者は交渉次第で薄利でオークション相場ギリギリまで買ってくれます。

業者それぞれ得意分野がありますが、あくまで価格勝負での買取り合戦といった感じなので、

いかに経費をかけないかが価格競争力に直結します。

その点からいうと、比較的低コスト体質の出張買取専門店にアドバンテージがあるのも頷けますよね。

面白いのは、廃車専門店は排気量によって価格が決まっいる等、査定なしで買取りしてくれるのが特徴ですが、

案外廃車だと思っている自動車でも出張車買取專門の業者の方が高いことも結構な確率でありますので、

廃車専門店に持っていくのは最後の手段にすることがオススメです。

このことを理解して業者選定を行えば、無駄な時間を浪費することなくスムーズに高額査定を引き出せること間違いありません。

支払日要確認！自動車買取り業者とのトラブルは引き渡しから支払いまでの間に起きる

「わかりました、今ご契約いただけたら100万円で買取りいたします」

こんな感じで、自動車買取り店で商談が成立したとします。

しかしすぐに契約書に捺印するのは、ちょっと待って下さい。

支払日は、いつになっているか確認しましたか？

一般的に、書類と車輌の引き渡しから、車両代金の支払いは即日払いの業者を除いて、３日～10日前後かかります。

・その間に発生しがちなトラブルはこちら

■他の業者を断ることを条件に、高い金額を提示だけして、

契約後にも関わらず、その金額は支払えませんというケース

■引取りから支払いまでの間、または支払後に、

「修復歴が発覚したのでその金額ははらえません」または、査定減額による請求。

それに伴う陸送費や手数料の請求等

■支払予定日に車輌代金が支払われないケース

余計なトラブルに遭遇しないためには、

書類引き渡しと同時に車両代金全額支払い、または翌日振込の業者が安心です。

その際に、車輌引き渡し後の修復歴等の発覚による減額請求やキャンセルは行わないということを契約書で確認しておきましょう。

はい、このような流れが、初めてでも自動車買取り業者に安心して高く愛車を売却する為のコツです。

すこしでも安心して高く売却できるよう、応援しています！