デリカD5ディーゼル買取相場|特徴や魅力、高額買取のポイントまとめ

クリーンディーゼルエンジンを搭載したミニバンとして、三菱デリカD5ディーゼルは安定した販売実績を持つ車です。この記事ではデリカD5ディーゼルの買取相場、特徴や魅力を紹介します。高額買取のポイントも紹介しているので、デリカD5ディーゼルの買取を検討している方は、ぜひこの記事を参考にしてください。

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デリカD5ディーゼルとは?

デリカD5ディーゼルは、デリカD5のクリーンディーゼルモデルとして2012年に販売開始された車です。4WD対応のミニバンとして高い悪路走破性を備えており、新車、中古車ともに継続的な人気を集めています。2021年4月から9月における新車販売台数は5,666台で、前年比1.5倍の販売台数を記録している人気車種です。

なお、2021年12月現在、デリカD5はディーゼル車のみの販売になっているモデルです。しかし、今後のモデルチェンジでPHEV(プラグインハイブリッド)への全面移行が予想されています。PHEV化に伴い、デリカD5ディーゼルは将来的に販売縮小、もしくは廃止されることが予想されている状況ですまた、デリカD5の販売元である三菱は、2020年度の決算発表でPHEVモデルの市場展開を強化することを発表しています。クリーンディーゼルモデルの販売停止が予想されていることに伴い、デリカD5ディーゼルに対する需要は今後増加することが考えられます。

 

デリカD5ディーゼルの買取相場

デリカD5の現行モデルで展開されているグレードは「P」「G-Power Package」「G」「M」「JASPER」「URBAN GEAR P Edition」「URBAN GEAR G-Power Package」「URBAN GEAR G」の計8グレードです。ここでは、デリカD5の現行モデルを対象として、買取相場の目安をご紹介します。

  • P 261万円~323万円
  • G-Power Package 119万円~140万円
  • G 201万円~252万円
  • M 84万円~99万円
  • JASPER 254万円~317万円
  • URBAN GEAR P Edition 292万円~310万円
  • URBAN GEAR G-Power Package  240万円~300万円
  • URBAN GEAR G 225万円~281万円

デリカD5の「URBAN GEAR」は2018年に新規設定されたグレードで、洗練されたモダンなデザインを備えた車として発売されています。新車価格は「P Edition」が448万9,100円、「G-Power Package」が437万9,100円、「G」が414万2,600円(すべて税込)です。「JASPER」は2020年4月に新規設定された特別仕様車で、アウトドア向けのデザインが施されています。新車価格は410万800円(税込)です。

なお、車の状態や年式、走行距離などによって買取価格は変動するため、買取相場はあくまでも参考程度に考えましょう。

 

 

デリカD5ディーゼルの魅力・特徴

デリカD5ディーゼルは発売当初から高い走破性と安全性を備えているミニバンです。発売以降も複数回のマイナーチェンジが実施されており、ディーゼル化から9年が経過した2021年においても安定した市場人気のある車種となっています。ここからは、デリカD5ディーゼルの魅力、特徴について具体的に紹介していきます。

 

走行性

デリカD5ディーゼルは全グレードが4WDに対応しており、高水準の悪路走破性を備えています。アクティブスタビリティコントロール、ヒルスタートアシスト等のシステムを活用することで、滑りやすい路面や坂道などでも安定した走行性能を発揮する車です。3種類のドライブモードを切り替える電子制御4WDを搭載しており、市街地から山道まで多様な路面状況に対応したパフォーマンスを発揮できるようになっています。

また、デリカD5に搭載されている2.2リッタークリーンディーゼルターボエンジンは最高出力107kW、最大トルク380N・mという性能になっており、約2トンの車体を力強く加速させてくれます。2019年に実施されたマイナーチェンジではエンジンのフリクション軽減や部品変更による軽量化などが実施されており、再発進時のレスポンス向上が図られていることも特徴です

さらに、排出ガスを浄化する尿素SCRシステムを採用することで環境性能の向上も図られています。なお、燃費は12.6km/Lであり、平成27年度燃費基準+20%を達成している車です。デリカD5の燃費はディーゼル車として平均的な水準で、ロングドライブやスポーツ走行などに適している車だといえるでしょう。

 

安全性

デリカD5は全グレードが「サポカーSワイド」に指定されており、衝突被害軽減システム・誤発進抑制機能・車線逸脱警報システム・オートマチックハイビームが全車標準装備されています。ちなみに、「セーフティー・サポートカー(サポカー)」は交通事故の防止や被害軽減対策の一環として国が推奨する自動車コンセプトです。

また、上記装備の他にも、デリカD5にはレーダークルーズコントロールシステム、後側方車両検知警報システムといった安全システムが搭載されています。ハードウェア面における装備としては、SRSエアバッグや三菱独自の衝突安全強化ボディなどによって、万一の際に乗員の安全を確保する工夫が施されています。そして、車体前面にはエネルギー吸収構造が採用されており、衝突時における歩行者へのダメージを低減する工夫が施されていることも安全面における特徴です。

一部グレードにはマルチアラウンドモニター、自動防眩ルームミラーが標準装備されており、視界が悪い場所や時間帯においても安全運転が行えるようにドライバーをサポートする機能も揃っています。

 

積載量

デリカD5ディーゼルの最大乗車定員は7人~8人であり、3列シートの配置をアレンジすることでラゲッジスペースの大きさを調整できるようになっています。3列目シートは横に跳ね上げて収納できるようになっており、2列目シートは折りたたんでスライドできる構造です。荷室容量は通常時が94L~388L、3列目シートを横に跳ね上げた状態では826L~1,003L(8人乗り仕様)です。シートのスライド位置に応じて荷室容量はある程度変動します。

なお、デリカD5の荷室容量はVDA方式を用いて、シートバックの高さまでの容量が計測されています(※VDA方式:200×100×50mmのテストボックスを1Lとして、荷室に収納できた個数に応じて荷室容量を測定する方式)。

そして、ラゲッジスペースを最大化した際の荷室長は約1,610mmとされており、横に長い荷物を積載できることが特徴です。デリカD5の室内空間は2,980×1,505×1,310mmであり、全体的な積載容量は同クラスのミニバンと比較して平均的な水準になっています。

その他、フロアコンソールボックスやシートバックポケットなどの収納スペースが配置されており、書類や小物などを複数収納できるようになっています。

 

 

デリカD5ディーゼルの高額買取のポイント

デリカD5ディーゼルは中古車市場での人気が比較的高く、リセールバリューも比較的高い車のひとつです。しかし、車のグレードや年式、整備状態などによって買取価格は変動します。デリカD5はPHEVモデルへの移行が予想されていることから、クリーンディーゼルモデルに対する需要は今後増加することが予想されています。ここでは、デリカD5ディーゼルの高額買取を目指す上で把握しておくべきポイントを見ていきましょう。

 

スポーツ走行による状態悪化はマイナスに

スポーツ走行によって外装が損傷している場合、買取査定での評価がマイナスになることがあります。査定士協会による基準では、塗装あるいは板金を必要とする面積が1cm以上の傷やへこみはマイナス査定の対象です。そのため、高額査定を目指す際には、傷やへこみは修理せずに査定を受けることをおすすめします。

実際に自動車の外装を直そうとすると、まとまった修理費用もかかってしまいます。例えば外装に1cm程度の損傷がある車は、査定士協会による基準ではマイナス10点。査定価格は約1万円減額されます。修理工場で細かい損傷を直す場合であっても、数千円から数万円ほどのコストが必要です。個人で修理を行う場合は補修用のコンパウンドやスプレーなどが必要で、数千円ほどのコストが掛かります。さらに、コンパウンドやスプレーによる補修は正しい方法で行わなければ効果が得られません。

このように、いずれの方法でも自動車の損傷度合いによっては整備状況によるマイナス評価よりも修理費用の方が高額になることは珍しくありません。スポーツ走行による損傷は修理せずに買取査定を受けるようにしましょう。

 

純正パーツはプラス評価

メーカーオプションで装着できる純正パーツが手元にある場合、車と合わせて買取査定に出すことで査定価格がプラスされることがあります。

デリカD5の現行モデルでは、運転席パワーシート、運転席・助手席シートヒーター、ステアリングヒーター、マルチアラウンドモニター、自動防眩ルームミラー、本革シート、オリジナルナビ取付パッケージ(Ⅰ/Ⅱ)、後側方車両検知警報+後退時車両検知警報システムがメーカーオプションとして提供されています。

メーカーオプションは新車購入時に合わせて選択、購入できる部品で、メーカー純正品を使用できることが主なメリットです。市場人気の高いメーカーオプションを装着している場合、買取査定での評価がプラスされます。現行モデルのデリカD5では、マルチアラウンドモニター、オリジナルナビ取付パッケージ、2種類の検知警報システムなどが人気のあるメーカーオプションです

 

特別仕様車はプラス評価

特別仕様車とは、通常グレードと異なるボディカラーや装備品を搭載することで独自性を出したグレードのことです。ベースモデルの製造メーカーが設定した特別仕様車は、査定価格が高くなる傾向にあります。

デリカD5の特別仕様車「JASPER」は、「G」グレードをベースとして三菱自動車が製造した特別仕様車で、ボディカラーや一部の装備品に専用品が使用されています。各グレードの買取相場を比較して見ると、「G」は201万円~252万円、「JASPER」は254万円~317万円です。買取相場はひとつの参考ですが、平均的な査定価格は「JASPER」の方が高額であることが価格差から読み取れるでしょう。

また、現行モデルで販売されている「JASPER」の他にも、「オールブラックスエディション」「アクティブギア」「シャモニー」など、デリカD5の特別仕様車は過去に複数販売されています。デリカD5の特別仕様車を買取査定に出す場合、デリカD5の査定実績を持つ買取店を選ぶことが査定価格を高くするポイントです。特別仕様車に対する考え方や査定価格は買取店によって異なるので、高額査定を目指す場合は実績を持つ買取店で査定を受けることをおすすめします。

 

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デリカD5ディーゼルはグレードやメーカーオプションの種類が多い車種です。高額査定を目指す場合、豊富な査定実績を持つハッピーカーズにお問い合わせください。

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まとめ

三菱デリカD5のディーゼルエンジン搭載モデルは高水準の悪路走破性と安全性能を備えており、市街地走行からロングドライブまで対応できるミニバンです。同時に、中古車市場でも安定した人気を持ち、年式や整備状態によっては高額買取が見込めます。デリカD5は今後のモデルチェンジでPHEVへの移行が予想されており、ディーゼルエンジン搭載モデルは入手しづらくなることが考えられます。そのため、デリカD5の買取査定を検討されている方は、中古車買取店のハッピーカーズまでお早目にお問い合わせください。

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