キャンプや釣りなどアウトドアでのレジャーが人気を集めている近年、舗装された街中だけでなくオフロードでも走行できるSUVの需要が上がっています。そのためSUVを買いたい、あるいは売りたいと考える人も少なくありません。
そんなSUVのなかで、今回はイギリスのランドローバー社が販売している「ディフェンダー」についてご紹介します。モデルの詳細や買取相場、特徴・高額買取のポイントなどを紹介します。
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目次
ランドローバー ディフェンダーとは?
ランドローバー社が販売している「ディフェンダー」は同社のSUVであり、ランドローバー社を代表する車種です。1948年に社名と同じ「ランドローバー」の名前で登場して、1984年に現在の名前が付けられました。現行モデルは2020年に発売されており、2021年12月現在は最新モデルである2022年式の受注も始まっています。昔からの無骨さに惹かれるファンが多い車種です。
2020年発売の現行モデルでは、現代の新しさを取り入れながらもオリジナルの雰囲気をうまく残した仕上がりになっています。70年以上の歴史を感じさせる、革新と改善の歴史を象徴したデザインと言えるでしょう。このモデルでは21世紀のSUVとして、先代モデルの魅力を損なわずに堅牢性がより高められました。特に悪路で高い走破力を発揮します。
また、現行モデルにはさまざまなグレード・アクセサリーパック・カラーなどが設けられており、ユーザーごとに最適なカスタマイズが可能です。グレードは大きく3ドアタイプの「90(ナインティ)」と5ドアタイプの「110(ワンテン)」に分かれ、それぞれに「X」「X-DYNAMIC」などの上位グレードが設けられています。アクセサリーパックは「エクスプローラーパック」「アドベンチャーパック」「カントリーパック」「アーバンパック」の4種類です。そして、カラーは「フジホワイト」「アイガーグレイ」「タスマンブルー」「ランタオブロンズ」などバリエーションも豊富に取り揃えられています。なお、2022年モデルはラインナップが見直されており、グレードの追加や外装素材の変更などが行われています。2022年モデル限定グレードではさまざまな装備を同時に使用することが可能です。
ランドローバー ディフェンダーの買取相場
ディフェンダーの買取相場はグレードごとに異なります。現行モデルにおける主なグレードごとの買取相場は以下のようになっています。いずれも2020~2021年に生産されたタイプで装備・色は問いません。内外装の状態も良好なものとされます。
- 90(3ドア):580万円
- 110(5ドア):700万円
- 110ダブルオーエディション:730万円
- 110スタートアップエディション:680万円
ディフェンダーの買取価格は状態や走行距離などによって変動するため、あくまでも上記の相場は参考程度にお考えください。
ディフェンダーは日本において所有者が少なく、中古車市場に流れてくる数も多くありません。昨今の半導体不足により新車の生産にも遅れが生じており、注文から納入まで長い時間がかかる問題もあります。そのため、ディフェンダーの買取相場は新車と比べて大きく落ちづらい傾向があり、場合によっては新車以上の価格で売れるケースもみられます。走行時間や車体の状態などにもよりますが、ディフェンダーを手放す際は購入時の支出額を大部分補填してくれるでしょう。
ランドローバー ディフェンダーの魅力・特徴
ディフェンダーはオフロード走行に適したクルマとして、優れた走行性・安定性・積載量を確保しています。ほかの車種と異なる点やディフェンダーならではの魅力を理解していれば、自分がクルマに求める要素や自分の希望に適したクルマを選ぶ助けになるでしょう。以下ではディフェンダーの魅力や特徴を3点紹介します。
走行性
ディフェンダーはオンロード・オフロードの両方で優れた走行性能を発揮します。アルミ外板を多用したモノコックボディに加えて、独立懸架式のサスペンションを前後に搭載しており、舗装された路面で優れた運動性能と快適な乗り心地を発揮してくれます。また、オフロードではランドローバー社伝統のフルタイム4WDや最新の各種電子デバイスなどが役立ちます。熟練のドライバーでなくとも安定したオフロード走行が可能でしょう。
そして、「テレインレスポンス」による走行モード変更も利用できます。「オンロード」「草・砂利・雪」「砂地」「渡河走行」などの選択肢から走行場所に合わせて設定すれば、路面ごとに適切な走行のサポートを行ってくれます。搭載システムが多くのサポートを行ってくれるため「面白みがない」という意見も一部あるようですが、幅広いユーザーにとってはストレスなく走りを楽しめるクルマです。道なき道を切り開く感覚を気軽に味わえるでしょう。
安全性
ディフェンダーは「ユーロNCAP」で最高評価の5つ星を獲得しており、高水準な安全性が確保されています。ドライバーや乗員を保護する6つのエアバッグやチャイルドシート用のマウントポイントなどの安全装備により、高い安全性評価を受けられました。その他にも多くの先進運転支援機能が搭載されています。なかでも自立型緊急ブレーキが特徴的で、同じ方向に進む歩行者や物陰から飛び出す歩行者などを検知して衝突を回避してくれます。
その他、車体の構造も安全性を確保できる設計がなされています。例えば、壁や電柱などに衝突すると車体がくしゃくしゃに壊れるようになっており、衝撃を吸収してドライバーや乗員を守ってくれます。オフロードの走行に適したディフェンダーは、さまざまな形で安全なドライブを提供してくれるでしょう。
なお、日本向けのディフェンダーでは、2021年販売のモデルに「ADAS」と呼ばれる先進運転支援システムが標準搭載されています。2020年販売モデルまではオプション設定でしたが、予防安全性能を重視する日本の顧客に合わせた形です。ステレオカメラ・ミリ波レーダー・超音波センサーなどを使用して、自動ブレーキ・標識認識・運転者状態検知など各種安全機能を提供します。
積載量
ディフェンダーの積載量はモデルごとに異なります。積載容量は「ドライ」「ウェット」という基準を用いて表します。ドライはVDA基準である200mm×50mm×100mmのブロックを使用して測った容量で、ウェットはラゲッジスペースを液体で満たす場合に必要な容量を指します。
3ドアモデルの「90」では座席の1列目後方がドライで1,263L、ウェットで1,563Lです。2列目後方はドライで297L、ウェットで397L。5ドアモデルの「110」ではシートの数でも異なります。
5シートの場合、座席の1列目後方がドライで1,875L、ウェットで2,277L。2列目後方はドライで786L、ウェットで972Lです。3列目後方はドライで160L、ウェットで231Lとなっています。そして、5+2シートの場合は積載量が減少します。座席の1列目後方がドライで1,826L、ウェットで2,233L。2列目後方はドライで743L、ウェットで916Lです。3列目後方は5シートと変わらず、ドライで160L、ウェットで231Lになります。
ディフェンダーは多くの荷物を積んで走れますが、自分が必要な積載量とモデルごとの積載量を事前に把握しておくと安心できるでしょう。
ランドローバー ディフェンダーの高額買取のポイント
ディフェンダーを売却するとき、少しでも高く買い取ってもらうためにはいくつかの工夫が必要です。クルマの購入時点から意識しておくと達成しやすい内容のため、可能であればディフェンダーを購入する前に各工夫ポイントを把握して、普段から意識しておきましょう。この章ではディフェンダーの高額買取をしてもらうために意識すべきポイントを紹介します。
走行距離は短めに
ディフェンダーなどのクルマを買い取ってもらう場合、走行距離が短めであれば買取金額を高く評価されやすい傾向があります。走行距離はクルマの寿命ともされるもので、長距離を走っているクルマは寿命が近く扱いづらくなります。買い取った店が直後に整備するため整備費用が買取金額から引かれることもあり、走行距離が長いクルマの買取金額は安くなります。相場として、走行距離が5万km未満であればクルマが比較的高く売れやすく、逆に10万kmを超えると買取金額が非常に安くなります。
しかし、ディフェンダーのような悪路走行を前提にしているクルマは例外にあたります。クルマ自体の作りが頑丈なため、基本的には走行距離10万kmを超えても一般的なクルマほど劣化しません。ディフェンダーも走行距離が短いほど高く売れる点では変わりませんが、ディフェンダーを買い取ってもらう場合は通常よりも長いスパンで考えましょう。
汚れや臭いなど清潔な状態を保つ
ディフェンダーの売却時には、クルマ全体を清潔にしておくと高額買取が期待できます。クルマが汚かったり臭かったりすると、買取金額を査定する担当者からの印象が悪くなりかねません。査定担当者からの印象が悪いと、査定額も下がってしまう可能性もあるでしょう。特に喫煙者の場合、車内でタバコを吸っていると臭いが残りやすいため注意が必要です。
特にディフェンダーのようなオフロード車は汚れやすい道を走るケースが多くあるため、売却時には特に汚れへの注意が求められます。なかでも海辺を走ると潮風で車体や各種部品などが錆びている可能性もあり、買取時に整備・交換の費用が引かれる問題も起こりえます。ディフェンダーに乗っている場合は売却時だけでなく普段から定期的な洗車を行って、クルマの状態をきれいに保ちましょう。
オプションは純正品
ディフェンダーにオプションパーツを付けている場合、ランドローバー社純正のオプションであれば高額買取をしてもらえる可能性が上がります。純正のオプションは基本的に購入時点でしか取り付けられないため、買取査定時に高評価を受けやすくなります。ETC・ドライブレコーダー・自動ブレーキなど、クルマごとの純正オプションパーツがある場合は査定時にアピールしましょう。
逆に、純正ではない社外のオプションパーツを取り付けていると査定額が落ちる可能性もあります。メーカーが異なると統一感がなくなりやすい点、オーナーごとの好みによって売れづらくなる点などが主な理由とされます。純正オプションを外して社外オプションを使用する場合、純正オプションは捨てずに残しておくと売却時にお得です。純正オプションを残していれば、社外オプションを付けたまま査定を受けてから「純正オプションの場合査定額はどれほど変化するか」と確認もできます。
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買い取ったクルマの代金は即日の現金払い・翌日の振り込みから選択可能です。翌日までには代金を受け取れるため、売却から代金受け取りまでのタイムラグを気にする必要がありません。買取後にクルマの修復歴が発覚した場合も評価額はそのまま。クルマの売却をキャンセルしたい場合は、契約後クルマ引き取りの前日まで可能です。
さらに、ハッピーカーズは無料で出張査定を行っています。15分ほどで迅速に査定できるため、ディフェンダーをはじめクルマの売却を考えている場合はお気軽にハッピーカーズまでご連絡ください。
まとめ
今回はランドローバー社の「ディフェンダー」に関する概要・買取相場・特徴や、高額買取のポイントなどを紹介しました。長年オフロード走行のために広く利用されてきたディフェンダーは、道なき道を駆け抜けるアウトドアでの利用に適しています。ディフェンダーの仕様や独特な魅力などを把握して、ディフェンダーを売買するときの役に立てましょう。
特にディフェンダーの買取を希望する場合は、ぜひハッピーカーズへの連絡・相談・依頼を積極的に考えてみてください。
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