車買取業者はたくさんの車を仕入れて売っているわけですが、実際にどこでどのように車を仕入れているのか不思議に思われる方もいらっしゃるかもしれません。
車買取業者とは中古車買取を専門に行っており、買い取った中古車両を別の場所に販売して利益を上げています。
その販売先として最もポピュラーなのが中古車オークションで、中古車販売店に並んでいる車両の多くはオークションを経由しています。
一般のWebサイトに業者が出品するケースもありますが、今回は主な流通先であるオートオークションについてご紹介します。
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目次
中古車買取オークションとは
買取業者が買い取った中古車の多くは、業者を対象とした会員制のオートオークションを経由して中古車販売店や個人ブローカーなどに売却されています。
出品には古物商許可証に加えて各種許可だけでなく、費用もかかります。
オークション会場は全国に存在し、それぞれ運営する業者が存在します。
オークション当日は、直接参加する以外にも衛星通信やインターネットを経由して入札することも可能です。
入札を行うのは、複数の条件を満たした車販売業者で、ここでの落札価格に販売店のマージンを乗せたものが市場価格となります。
オートオークションでの価格が市場の相場として反映されるので、厳格な参加条件が設けられています。
オークションの流れとしては、出品を希望する業者が会場に車を持ち込み、運営会社が車両を査定します。
結果に沿った車両情報のデータを作成し、専用のデータベースに登録します。
入札を希望する業者は会場で直接確認するほか、専用の端末からデータベースを確認して、オンラインで任意の車両の入札希望額を入力します。
当日は常に複数台の入札が並行され、受付開始から10~20秒で決裁となります。
落札後は購入者の住所まで車両が輸送され、納車した後に代金を徴収します。
そこから、場合に応じて運営者や代行業者が手数料を差し引いたのちに出品者に入金を行います。
出品者は料金を受け取ったタイミングで名義変更の書類を送付し、オークションは完了となります。
中古車買取オークションと車買取店の違いは?
車買取店は、ユーザーから買い取った車両を販売して収益を獲得します。
その販売先として多く用いられるのが中古車買取オークションであり、運営は専門の業者が行っています。
車買取店での査定は持ち込み又は出張査定で行われ、売却はユーザーが自身の都合の良いタイミングで決めます。
査定費用や車両の引取代金は無料であることが多く、同じ車種でも、売却する業者や日時によって査定額に差が出ることが特徴です。
買取店ごとに独自の販売ルートを保有しており、提携先の需要と自社の方針に基づいて車の買取、販売を行っています。
車をできるだけ高く売るためには、複数の買取店で比較を行うことが有効な手段となっています。
高額買取の実績は、同じ車種の売却を検討するユーザーへのアピールとなるので、車種によっては相場より高く売れる可能性もあります。
オークションは、会場によって開催日程や曜日が決まっており、出品を行うのは新車ディーラー、中古車買取店、中古車販売店などです。
一般の顧客が依頼を行い、業者がオークションへの出品を代行するサービスも存在します。
価格は競売によって決定され、落札になった場合は落札額から手数料を引いた金額が出品者に支払われます。
入札額は、車両情報に基づいて客観的に判断され、一部の人気車種を除いて落札額が相場から大きく変動することは少ないです。
しかし、必ず落札されるわけではなく、入札がなかったり、入札額が出品者の最低希望価格より低かったりする場合は、売却されずに車両が残ります。
中古車買取オークションと車買取店以外にも、ディーラー下取りという車を売却する方法があります。
ディーラー下取りは、車買取とは根本的に2つの違いを持っています。
まず、一つ目は利用する際の目的です。
買取店はシンプルに車を売却する際に利用するサービスですが、ディーラー下取りは、今乗っている車を何らかの理由で買い替えたいと考えている場合に、下取りとして現在乗っている車をディーラーに譲渡し、新車を購入する際にその分だけ値引きしてもらうことを指します。
もう一つ、サービスとしての専門性も異なります。
ディーラーというのは、基本的に新車を販売する業者を指しますから、実際には中古車を買取り、それを販売する販路を広く持っているわけではないのです。
その点、買取店は中古車の売買を専門に行っているため、中古車を買い取る際の知識やノウハウ、そして販売する販路を持っています。
つまりディーラー下取りを行う際の査定では、ディーラー側がリスクを回避するために比較的低い査定価格を提示することが多いのです。
ディーラーを通じて新車を購入する場合は、売買を同時に行うため、手続きが簡単にできるなどの利点もある場合がありますので、買取価格だけで比較はできませんが、査定価格にはこのような傾向があることは知っておくと良いでしょう。
中古車買取オークションで車を売るメリット・デメリット
中古車買取オークションは業者を対象としたサービスですが、代行業者を活用する場合は、具体的な特徴を把握しておく必要があります。
中古車買取オークションのメリット
中古車買取オークションで車を売るメリットとして大きいのは、落札額が高くなりやすいことです。
当日は、各地から販売店やブローカーが集まるので、特定地域で高く売れる車や流通量の少ない車種を出品した場合に、高値で落札される可能性が高くなります。
販売期間が短く知名度が低い車両の中には、優れた性能を持つ車種も存在しており、そういった隠れた名車を探すユーザーも一定数存在します。
中古車買取オークションを利用することで、広範囲から買い手を探せるので、車種を問わず高く売れる可能性があります。
また、車買取店に売却した場合と比べて経由する業者の数が少なくなります。
その分、業者が徴収する中間マージンが少なくなり、ユーザーが獲得できる利益が多くなります。
売却先や車種に左右されますが、相場価格より2~3割ほど高い金額を得ることが見込めます。
中古車買取オークションのデメリット
中古車買取オークションは業者の流通に合わせた市場であり、個人が利用するにはデメリットも多いです。
まず出品の際は事前に車両を預けますが、オークションが終了するまでは手元に車両がない状態が続きます。
開催日程は週に一日、会場によって特定の曜日に固定されていることが多いです。
大手の代行サービスは代車を用意している所もありますが、多くの場合はしばらく車が使えないことになります。
形式上、入札が無かった場合は売却できないのもオークションのデメリットです。
車両の種類や状況によりますが、大規模な会場において1回で落札される確率は6~7割とされています。
オークション毎に出品手数料は必要であり、次回開催までの管理費や会場までの輸送費用も支払う必要があります。
入札率が低いのは、過走行車や流通量が少ない不人気車種、あるいは最低希望額が相場と大きく違う車両も入札されづらいです。
売れないと判断した場合は他の形式に変えることも手段の1つですが、代行業者へ依頼していた場合はキャンセル料を請求されるケースもあるので注意が必要です。
中古車買取店ならハッピーカーズがおすすめ!
オークションは成約時のメリットは大きいですが、代行業者とのトラブルも多く、売却には運が関係してくる点もデメリットになり得ます。
買取店での査定は確実に売却可能であり、優良な買取業者に売却を行えば相場を超える価格で売却できます。
しかし、買取業者との価格交渉には車両の相場価格を知る必要があり、効果的に査定額を上げるには複数の業者に依頼をして比較することが常識となっています。
業者側も競合を想定して初回提示額を低く設定することが多く、多くのユーザーに買取業車とのやり取りは難しいという印象を与えてしまっています。
地域密着型の買取店は大々的な宣伝を行うことが少なく、顧客の口コミと評判によって顧客数を拡大していくパターンが主流です。
店舗ごとの従業員のスキルが平均化されていることが多く、手続きの早さや接客対応の顧客満足度が高いことも特徴となっています。
ハッピーカーズについて
ハッピーカーズは、神奈川県に本店を持つ地域密着型の車買取店です。
消費者に最大限の利益を還元する事を目標に掲げ、査定頂いたお客様に満足度の高い接客と査定額を提供できるよう常に取り組んでいます。
宣伝活動や施設費に掛かるコストを地域単位に最適化し、出張査定専門の業者として削減したコストを買取費用に還元することによってお客様からの支持を頂いており、2016年の開業から順調に展開地域を広げ、全国展開を達成しています。
全ての査定担当者は常に地域ごとのマーケット特性を把握し、車両の状況に応じた査定額の水準を研究しています。
常に専用の情報端末を用いて最新の基準に基づき、車両ごとの最大買取額を算出します。
また、ハッピーカーズは自社内に整備拠点を保有しており、独自のメンテナンスを行うことによってコストを省きながら的確に価値を高めることができます。
整備した車両を提携している販路に流通させることによって、買い取った車を最大限高く売却することを実現し、お客様に還元する利益において地域トップになるよう日々取り組んでいます。
さらに、ハッピーカーズでは、アフリカを中心とした海外の輸出事情に詳しいスタッフが多数在籍しております。
日本では高価で取引されていない車種でも、海外では需要がある場合が多く、ハッピーカーズ独自で持っている販路へ中古車を展開することができます。
日本の車は丈夫で長持ちし、途上国のような環境でも壊れづらいため、例え年式が古くても十分機能します。
日本にしか販路がなければ、国内で買取をする価格は日本国内の市場で売れる金額にとどまってしまいますが、ハッピーカーズでは海外市場への販売ルートを持っているため、国内で需要のない中古車でも高価買取することが可能になります。
査定に必要な書類
買取査定には多くの書類が必要と思われがちですが、実際にはほとんどの書類は買取店が用意するため、実際には印鑑証明書と住所の変更が合った場合の住民票くらいしか必要ありません。
しかし、重要な取引をする書類で、必ず捺印する前にしっかりと目を通しておきましょう。
以下に必要な書類の全体像を記載しておきます。
- 譲渡証明書(実印を捺印)
- 印鑑証明書(2通)
- 委任状(実印を捺印)
- 自賠責保険証明書
- 自賠責保険承認請求書(認印を捺印)
- 自動車税過誤納付金還付請求譲渡通知書(実印を捺印)
- 免許証のコピー(本人確認できるもの)
※所有者欄に記載されている住所と現在の印鑑証明に記載されている住所が違う場合その住所のつながりがわかる書類(住民票、戸籍の附票等)が必要です。
まとめ
ここまで中古車買取オークションと買取店の違いや、オークションのメリット・デメリットについてご紹介してきました。
中古車買取オークションは業者との価格交渉を行う必要がなく、誰でも相場に基づいた価格で売却することができます。
また、買取店や販売店を経由しない分、高値買取が行えるメリットがあります。
出品を代行する業者も多いですが、委託先を誤ると金銭的なトラブルになることも多いので、委託する場合は大手業者を選ぶことを推奨します。
しかし、オークションという形式上から確実に売れる保証はなく、流札が続くと出品手数料もかさんでしまいます。
売却時期が決まっている場合は車買取店での査定の方が高く売れるケースも多いです。
買取店の査定は複雑な印象がありますが、ハッピーカーズは査定額の根拠を可能な限り透明化し、分かりやすい形でお客様に伝えられるよう取り組んでいます。
決裁権を持つ従業員が直接査定を行うので煩雑な価格交渉の過程を大幅にカットし、駆け引きなしで自社の限度額を最初から提示します。
ハッピーカーズでは車両を最適な価格で買い取ることを目標としており、自社の提示額が結果として最も高額であるように取り組んでいます。
実際に車を売却する際は、ぜひハッピーカーズで査定をしてみてくださいね。
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