レクサスLSの買取相場はいくら？魅力・特徴や高額買取のポイントを解説

レクサス・LSは、1989年に登場したトヨタ・セルシオの系譜を継ぐレクサスのフラッグシップセダンです。その高級感と抜群の乗り心地、そして先進の安全技術を搭載していることから中古車市場でも人気が高まっています。

そこでこの記事では、レクサスLSの買取相場やレクサスLSの特徴と魅力、そして高額買取のためのポイントについてご紹介します。

1 レクサスLSとは？
2 レクサスLSの買取相場
3 レクサスLSの特徴・魅力
4 レクサスLSの高額買取のポイント
- 4.1 ボーナス後や決算期に査定に出す
- 4.2 オプションが非正規品だとマイナス査定の可能性大
5 レクサスLSの買取実績あり！「ハッピーカーズ」
6 まとめ

レクサスLSとは？

レクサス・LSは、トヨタのフラッグシップセダンである「セルシオ」の後継車として2006年9月に誕生した車です。車名の「LS」は英語の「Luxury Sedan」の頭文字を取った略語で、レクサスブランドの本物の質にこだわったフラッグシップセダンとしてふさわしいネーミングといえます。

なお、セルシオは1989年に販売を開始した初代モデルから、北米マーケットにおいて「レクサスLS」の名前で販売されており、国内のレクサスチャネルの立ち上げと同時に、ブランドを象徴するフラッグシップセダンとしてデビュー、実質的に初代LSはセルシオの4代目にあたります。そして、初代セルシオ（初代レクサスLS）はそれまでトヨタが販売していたオーナーカーとはまったく違う国際派の高級車として、日米で高い評価を獲得しました。これは開発時の綿密なマーケティングリサーチがもたらした成功であり、トヨタのリサーチ力の高さを裏付けるものです。

このモデルではレクサスブランドの理念である「高級の本質」が徹底的に追及され、ときめきとやすらぎをドライバーに提供する上質な時間と室内空間を創り出す車として開発が行われていました。

エクステリアはブランドに共通するデザイン哲学「L-finesse」（先鋭を意味する”Leading-Edge”と、精妙を意味する”Finesse”を組み合わせた造語）をダイナミックに表現しており、堂々とした品格のあるレクサスの格式美をうまく表現した佇まいをしています。

ちなみに、メイン市場は北米市場ではあったものの、高級車ユーザーが求めるものをしっかりと把握し、形にすることができたからこそ、高い評価を得ることができたそうです。シャーシダイナモ上で走行しているレクサスLSのエンジンにシャンパングラスを乗せるCMは有名ですが、振動や騒音の少ない、静かで落ち着いた室内空間というコンセプトは、現在のレクサスの車にも受け継がれています。

レクサスLSの買取相場

レクサスLSのグレード展開はかなり幅広いものとなっています。3.5L V型6気筒インタークーラー付ツインターボエンジンを搭載したモデル「LS500」では、「EXECUTIVE（エグゼクティブ）」「version L」「F SPORT」「I package」の4グレードを展開。また、3.5L V型6気筒エンジンとマルチステージハイブリッドシステムを搭載する「LS500h」には「EXECUTIVE」「EXECUTIVE Advanced Drive」「version L」「version L Advanced Drive」「F SPORT」「I package」の6つのグレードを展開しています。

2021年10月現在のグレード別の買取相場は、LS500の「EXECUTIVE」が618.5万円、「version L」が547.0万円、「F SPORT」が494.2万円、「I package」が445.5万円となっています。

また、LS500hの買取相場は「EXECUTIVE」が660.6万円、「version L」が590.8万円、「F SPORT」が539.4万円、「I package」が491.2万円、「EXECUTIVE Advanced Drive」が684.2万円、「version L Advanced Drive」が626.1万円です。

（※なお、ここで挙げた買取相場はあくまでも参考価格で、車の状態や走行距離などの条件によって買取価格は変動します。）

レクサスLSの特徴・魅力

レクサスLSはたくさんの魅力を持った車です。ここからはレクサスLSの特徴と魅力を4つの観点からご紹介します。

高級感

レクサスLSは、欧米のラグジュアリーブランドの模倣をするのではなく、「Jファクター」と呼ばれる日本の特徴である「匠」の要素や「おもてなし」の概念を取り入れた日本的な高級感にあふれるデザインが特徴的。開発担当者は「見た瞬間に引き込まれるような、エモーショナルなデザイン」を心がけたそうです。

新型レクサスLSの持つ抑揚のある深い陰影と色つやは、見る人の時間や場所で表情を変えるように工夫され、インテリアも、ドアを開けた瞬間に「おもてなしの心」を感じる、居心地の良いリビングのような空間が演出されています。また、そのインテリアは「和テイスト」を前面に押し出した日本的な高級感にあふれるものとなっており、レクサスLSの売りのひとつとなっています。全車本革シートを標準搭載し、内装のカラーはホワイト・クリムゾン&ブラック・キャメル・ブラウンの4種類のカラーコーディネートから選択可能です。

また「EXECUTIVE」グレードには、オハンドメイドで仕立てたハンドブリーツや、切子調カットガラスのオーナメントパネルの内装がオプションで用意されており、さらに華やかな仕上がりになっています。

走行性

レクサスLSは高級感と高い走行性を両立している車です。レクサスLSは、「走る・止まる・曲がる」という走りに必要な要素を1つのシステムで統合制御するVDIM（アクティブステアリング統合制御）によって高い走行性を実現。VDIMのおかげで、理想的な気持ちいい走りの維持のみならず、滑りやすい路面における車の不安定な動きを先読みして制御するため、ドライバーがイメージする通りの走りを実現できます。また、VDIMは4WD全車標準搭載となり、2WD車では車速やステアリング操作などに連動して4輪のタイヤ切れ角を制御するLDHという機能も搭載されています。レクサスLSは思い通りに鋭く反応する楽しさを、安定した挙動がもたらす快適な走りを両立している車といえるでしょう。

さらにスポーティーな走りを求める人におすすめのグレードが「F SPORT」です。F SPORTは専用のアルミホイール、専用のグリル、専用のメーターと本革ウルトラスエードスポーツシートなど、走りの予感を高める内外装を多く採用し、アグレッシブなスポーツ走行にも耐えうる専用ブレーキを採用しています。ラグジュアリーさだけではなくスポーツ走行もしたいという人にうってつけのグレードです。

安全性

自動車の安全性能は日進月歩といえますが、レクサスLSには最新の安全装備である「Lexus Safety System + A」が搭載され、全方位での高い安全性を確保しています。

ブレーキ制御とともに操舵回避支援によって衝突を防ぐ「プリクラッシュセーフティ」のほか、ドライバーの体に異変が生じたときに車を停車してハザードランプを点灯させホーンを鳴らし、車線内に車を自動的に停止させた後、緊急通報システム「ヘルプネット」に自動接続する「ドライバー異常時停車支援システム」によって万が一の事態にも備えています。さらに、自動運転などの高度運転支援技術「Lexus CoDrive」も搭載し、ドライバーの疲労を軽減することによって事故防止効果をもたらしてくれます。

積載量

レクサスブランドを象徴するフラッグシップセダンであるレクサスLSは、積載量も多めになっています。ラゲッジ容量はVDA方式で480Lとなっており、オーバーハングが長く全幅もあるため、この数字以上にトランク容量はたっぷりに感じられるでしょう。開口部もテールランプの干渉がないスクエア形状で、長尺物でも出し入れしやすくなっています。ホイールハウスの張り出しはありますが、その後方スペースがえぐられており、ゴルフバッグを横置きで無理なく収納できます。

また、フラットで広い上に深さもあるトランクルームは、長いオーバーハングをしっかり使うことで平積みの状態で横に2個、その上にさらに2個のゴルフバッグを平置きできます。4個のゴルフバッグを余裕で収納できるというのは、さすがレクサスのフラッグシップセダンといえるでしょう。

レクサスLSの高額買取のポイント

レクサスLSを買い取ってもらうのなら、少しでも高い値段で買い取ってもらいたいはずです。とはいえ、車を高く買い取ってもらうためには、いくつか押さえておくべきポイントがあります。ここからはそんな高額買取のポイントについてご紹介します。

ボーナス後や決算期に査定に出す

ボーナス後や決算期を狙って車を査定に出すことで、それ以外のタイミングで査定に出すよりも高額で買い取ってもらえることが多くなります。ボーナス後や決算期に該当する売却時期は9月、または1～3月になります。

9月は夏のボーナス支給にあわせて車の購入を検討する人が多いため、車の需要が比較的高まる時期です。それに加え、9月は多くの中古車買取業者が半期決算月を迎えます。半期決算月は決算月と同様に、買取業者は9月末までに少しでも多くの中古車を販売したいと考えて、在庫の確保に注力します。そのため、高い査定額がつきやすくなるのです。

その他、1～3月は新生活のスタートを前に車の需要が高まる時期であり、買取業者や買取専門店が車の買取を強化します。特に3月は中古車買取業者の決算月でもあり、買取業者は決算を迎える前に、1台でも多くの中古車を販売したいと考えて仕入れも積極的に行います。その際、少し高い査定額をかけてでも車を買い取ろうとするのです。

しかし、車の価値は時間が経つにつれて下がっていくことが大前提です。早く売ることに越したことはありません。この前提を念頭に置いたうえで、売却時期を検討するようにしましょう。

オプションが非正規品だとマイナス査定の可能性大

純正オプションとは、工場において納車前の段階で取り付けられるオプションのことです。いったん納車してしまうと、後々の取り付けができないため、この希少さがプラス査定になることがあります。車のメーカーと同じメーカーか、その関連会社が取り付けているため、車にマッチしていて違和感がないこともプラス査定になるのです。また、他機能との連動も想定内であるため、高い信頼性があるでしょう。ディーラーオプションについても同じメーカーのオプションなので、査定では高く評価さやすいです。

しかし、社外オプションの場合は査定に影響する可能性があります。社外オプションはメーカーが異なるため統一感を欠く印象があり、オーナーによって好みが分かれて売れにくいため、査定ではマイナスポイントになりがちです。

そのため、純正オプションを取り外してしまっても保管しておくことをおすすめします。純正オプションが残っていれば、査定に反映される可能性があるためです。社外オプションをつけていて、純正オプションを保管しているのなら、そのままの状態でひとまず査定を受け、査定額が提示されるときに、純正オプションに取り替えた場合に査定額はアップするか否かを尋ねることもできます。

レクサスLSの買取実績あり！「ハッピーカーズ」

ハッピーカーズは、湘南に拠点を置く中古車買取専門業者です。レクサスLSの買取実績もあるため、買い取ってもらいたいという方はぜひハッピーカーズにご依頼ください。

ハッピーカーズでは、地域のお客さまに満足を提供していくため、どこよりも、1円でも高く買取ることを目標に掲げています。マーケット価格を常にチェックし、どの程度の車がどの金額で評価されるかのシミュレーションを日々行うことで、その車が持っている価格のポテンシャルを最大限引き出すことができます。さらにハッピーカーズでは独自のメンテナンスを行ってから中古車オークションなどの中古車市場に流通させています。この戦略を用いることで、マーケットで「高く評価される車だけを高く買取る」のではなく、「不人気車でも高く買うこと」ができるような体制を実現。

徹底したマーケティング力とマーケットに合わせて車を最適化させられるからこそ、ハッピーカーズでは高額買取ができるのです。

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