パッと見、大きくて運転しにくそうなハイエース。でも実際に乗ってみると、車幅は5ナンバーサイズだし、フロントの見切りも最高。ミニバンの比ではない荷物の積載量。なのに、こんなに運転しやすかったんだ~!!と、奥様にも人気(かもしれない)!
というわけで今回は、そんなハイエースから離れられなくなってしまったハイエースからハイエースへの買い替えリピーターも必見!
どんなハイエースでも高く買取りますのウソホント。10万円高く売るために知っておきたい、車買取り業者別、本当に高く買取りしたいハイエースはどれだ?いってみましょう!!
目次
買取業者別ハイエースの好み分析!「ハイエース高く買取ります」って、どのハイエース?
ハイエースと一言で言っても、結構なモデル数とグレード数がありますよね。加えて年式別にそれぞれ独自で相場が形成されているのがハイエースの面白いところ。そして車買取業者によっても欲しいハイエースがそれぞれ違うので、そのあたりを研究すれば自ずと高値で売却できるのではないでしょうか。
買取業者別にハイエースの好みを分析してみました。
大規模チェーンの買取販売店
大規模チェーンの買取販売店では、基本的に200系ハイエース高年式、低走行中心に買取りしています 。国内小売向け中心に仕入れたい傾向があるので、新車に近いもので高年式・低走行車を好んで高く買う傾向にあります。修復歴アリ車は基本NG。200系ハイエース、スーパーGL中心。ロングDX等商用バン系は敬遠しがち。
ハイエース専門店
ハイエース専門店では、国内小売向け中心に仕入れたい傾向があるので、新車に近いもので高年式・低走行車を好んで高く買う傾向にあります。修復歴有りの車は国内では高く売れないので、積極的には買わない傾向にあります。200系ハイエース、スーパーGL中心。場合によってはロングDX等商用バンも改造ベース車として買取ることもあります。
中小規模の買取り専門店
中小規模の買取り專門店の特徴としては、オークション売が中心のところは低年式・過走行でも高く買う傾向があります。修復歴アリ車も積極的に買う。100系、200系ハイエース問わず高額査定。スーパーGLはもちろん、ロングDX等商用バン系も積極的に高額買取り。
※中小規模買取り業者のハイエースバン スーパーGL3.0ディーゼルターボ買取り例 http://kaitori.happycars.jp/kyounokaitorisya20170917/
輸出ルートを持つ中小規模の買取り専門店
輸出ルートを持つ買取店の特徴は、低年式・過走行でも高く買う傾向、修復歴アリ車も積極的に買うという店。ワゴンは敬遠しがち。100系ハイエースを異常に高値で買取りすることも。スーパーGLよりも、ロングDX等商用バン系も積極的に高額査定。基本的にハイエース全体としては、中東各国及び東アフリカ全般で非常に人気が高く、多くはUAEやタンザニアの港から各国へ輸入されています。20年前の100系ディーゼルのハイエースもまだまだ現役で輸出されており、パキスタン(現在は輸入規制中)やモザンビークで人気です。ちなみに製造から5年以内の200系ハイエースTRH200Vはバングラデシュへ輸出されています。
※約15年前の100系ハイエースに20万円以上の査定がついた例 http://kaitori.happycars.jp/kyounokaitorisya20151220/
買取り業者別ハイエースの好み分析のまとめ
■買取り業者別の好みの傾向値をおおまかに表にしてみるとこのような感じです
買取業者 | 高年式 低走行 | 低年式 過走行 | 修復有 事故車 | 商用 バン | 100系 |
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大規模チェーンの車買取り販売店 | ◎ | △ | × | △ | △ |
ハイエース専門店 | ◎ | △ | × | ○ | △ |
中小規模の車買取り専門店 | ○ | ◎ | ◎ | ◎ | ○ |
輸出ルートを持つ中小規模の車買取り業者 | △ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ |
※買取り業者別傾向値 ◎-積極的に買う ○-普通に買う △-積極的でない ×-消極的
※ハッピーカーズ式編集部調べ
はい、今回は一般ユーザー及び業界関係者へのヒアリングから、買取業者別にハイエースの好みを分析してみました。業者別の傾向を理解した上で交渉に望むだけで、5万円、10万円変わってきますので、この記事を参考にしてがんばってください。
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