BMW3シリーズF31・F30の買取価格の相場は？高額買取を目指すなら抑えておくべき5つのポイント

コンパクトスポーツセダンの代名詞的な車種であり、BMWの主力モデルとして人気の中核を担い続けるのがBMW3シリーズです。今回はその中でも人気モデルであるF31・F30の買取相場を、当モデルの魅力・特徴と共に解説します。

1 BMW3シリーズF31・F30とは？
2 BMW3シリーズF31・F30の買取相場
3 BMW3シリーズF31・F30の魅力・特徴
4 BMW3シリーズF31・F30の高額買取のポイント
5 BMW3シリーズF31・F30の買取実績豊富！「ハッピーカーズ」
- 5.1 ハッピーカーズとは？
- 5.2 BMW3シリーズF31・F30の買取事例
6 まとめ

BMW3シリーズF31・F30とは？

F31・F30は、初代3シリーズがデビューした1975年から数えて6世代目となる「BMW3シリーズ」です。大きく分けて3つのボディタイプがあり、4ドアセダン型をF30、ツーリングワゴン型をF31、グランツーリスモ型はF34と呼ばれています。

このモデルでは環境面への配慮から、エンジンの仕様を一新。従来の多気筒・排気量重視の姿勢から、小型化・低排気量・低燃費かつ高出力化という体制にシフトされました。

BMW3シリーズとは

BMW3シリーズはコンパクトスポーツセダンの代名詞的な車種で、1975年の初代（E21）登場時から現在に至るまで最多量販車種であり続けています。登場から40周年にあたる2015年には累計生産1,000万台を達成しました。

ロングホイールベース＆ハッチバックのグランツーリスモ（F34）がラインナップされ、ライバルであるメルセデスベンツCクラスや国産ミドルセダンのベンチマークモデルとして、数多くの車の模範となっています。また、アメリカ市場においてもスモールセダンのベストセラーモデルとして年間10万台以上販売され、1981年からは日本での輸入販売が開始。1988年からは10年連続で輸入セダンのナンバーワンとなっています。

BMW3シリーズF31

初代（E21）から数えてBMW3シリーズの6代目モデルにあたるF31は、BMWのコンパクトワゴンモデルとして、初代から現行モデルにいたるまで圧倒的な人気を誇っています。その人気は数ある車種を持つBMWの中でも、代表する看板モデルとして、最多販売車の座を守り続けています。

当モデルは、何といっても高い実用性を兼ね備えた総積載量は1,500Lに及ぶラゲッジスペースが特徴です。また、エンジンは直列4気筒ターボへエンジンを搭載しているため、ステーションワゴンでありながらセダンと遜色ない運動性能を持っています。

ちなみに日本では2012年から販売が開始され、2015年には外装・内装・機能・エンジンの改良・追加といったマイナーチェンジが実施されました。

BMW3シリーズF30

F30は第6世代BMW3シリーズで、F31はこのF30のバリエーションモデルになります。2011年、ドイツ本国で発表され、日本では2012年に発表となりました。装備仕様が多岐にわたることが特徴で、厳選した装備の廉価使用「SE」、モデル名に装備仕様が入らない標準仕様、スポーティーなスタイルの「スポーツ」、演出が豪華な「ラグジュアリー」、専用デザインのスタイル、引き締めたサスペンションなどスポーツカー寄りな装備を充実させた「Mスポーツ」があります。

2011年後半からは直列6気筒NAから、直列4気筒ターボへエンジンへラインナップの変更を実施（2015年のマイナーチェンジでBMW3シリーズF30・F31に直列6気筒が復活）。これは欧州の厳しい排ガス規制をクリアすることが目的で、排気量・気筒数削減のためのダウンサイジングによる低燃費化の流れが根底にあります。エンジンは小型化されましたが、ターボチャージャーと直噴エンジンの組み合わせにより、低燃費でありながら従来のエンジンと遜色ない高出力を実現しています。

BMW3シリーズF31・F30の買取相場

ここからは、F31・F30の買取相場についてチェックしていきましょう。

BMW3シリーズで近年の主力は、2018年式「318i系」「320d系」「320i系」の三種です。

318iは4世代目以来、新ラインナップが未発表だったものの、6世代目F30・F31型で再び人気のグレードとして復活を遂げました。オプション込みでのおおよその平均買取相場は140万円程度です。

続いて、以前からドイツ本国ではラインナップされていたBMW3シリーズのディーゼル車で、初めて日本に登場したのが320dを見てみましょう。全車FR（二輪駆動）と8ATトランスミッションの組み合わせにより設計され、2018年式モデルのグレード構成は318iとほぼ変わりません。しかし、平均買取相場はオプション込みで198万円程度と、318iと比べて高額になっています。

最後に紹介する320iは、歴代のBMW3シリーズを通じて、中核クラスと言えるモデルです。かつてのエンジンは直列6気筒でしたが、6世代目F30・F31型の時点では直列4気筒ターボエンジンを搭載しています。そんな320iの平均買取相場は、オプション込みで約164万円です。

なお、中古車は、状態や走行距離などによって買取価格は変動します。あくまで参考程度にお考えください。

BMW3シリーズF31・F30の魅力・特徴

BMWの大きな外見的特徴と言えば、「キドニーグリル」と呼ばれる、一目見ただけでBMWとわかる象徴的なデザインのフロントグリルです。F31・F30は、従来の車種と比較するとキドニーグリルがややワイド化し、ヘッドライトと一体化したデザインになって、スタイリッシュでスポーティーな印象に仕上がっています。また、インテリアは操作性を重視したレイアウトになっているのが特徴です。

センターコンソールは運転席側に傾けられ、操作がスムーズにできるようになっており、スイッチやレバー類も運転時にストレスを感じないよう配置されています。その他、充実したカスタムパーツがあることも特徴で、カスタムパーツを装備することによって、他のユーザーとの差別化が図れて、オリジナリティを手軽にアピールできます。

走行性

F31・F30は環境問題を意識した、エコロジーなエンジン設計で低燃費を実現させました。欧州で主流になっているダウンサイジングしたエンジンによる低燃費実現だけでなく、ターボチャージャーの搭載によって従来と変わらない出力を誇り、スポーツカー顔負けの動力性能を誇ります。

また、ホイールベースの延長により走行安定性が向上し、車内空間も拡大。走行面においても扱いやすいステアリングで、スポーツカーのように軽快でシャープなハンドリングでありながら、必要以上に機敏に反応しすぎることのない高い安定性を維持しています。一般的にハンドリングをシャープにする場合は、足回りを硬くする方向性にセッティングされがちですが、このモデルでは単純に硬さだけでハンドリング性能を向上させているわけではありません。タイヤをしっかりと地面に食い込ませるように設計することで、意のままに車が反応する味付けがされており、決して嫌な硬さを感じさせることなく路面状態を伝えてくれます。

安全性

事故防止の観点から車の安全装備は重要です。2013年式以降のF31・F30は安全装備として、カメラやレーダーで車両の周囲を警戒し、衝突事故を回避、もしくは被害を軽減するドライビングアシスト機能が標準装備されています。

ドライバーに車線の逸脱を警告してくれる「レーン・ディパーチャー・ウォーニング」
衝突の危険性が高まった際にドライバーに警告をしてくれる「前車接近警告機能」
追突事故が回避不能と判断した場合に自動でブレーキをかける「衝突回避・被害軽減ブレーキ」
万が一の事故発生時に、車載の通信モジュールを介してSOSコールセンターに接続し、救急・消防への早急な手配が可能になる「BMW SOSコール」

上記の装備以外にもテクノロジーを駆使した、多彩な安全装備が搭載されているため、ドライビングにさらなる安心感を与えてくれるでしょう。

積載量

F30のラゲッジスペースの容量は480L、F31は485Lと、標準的な車よりやや大きいサイズ感となっています。さらに、コンパクトワゴンモデルであるF31に至っては、後部座席を倒すことによって三倍以上に及ぶ1,500Lもの容量を確保することが可能です。さらに後部座席は分割可倒式を採用しているため、乗車人数や積載する荷物の量によってラゲッジスペースを自由にアレンジできます。

また「トランクリッド・スマート・オープナー」も大きな特徴で、キーを持った状態で脚をリアバンパーの下部に入れることで、テールゲートが自動で開き、ラゲッジスペースに物を入れることができます。荷物で両手が塞がった状態や、雨で傘を差している時などの荷物の積み下ろしの際に非常に便利です。このような、いわゆる「スマートオープンシステム」は国産車ではまだ導入実績が少ないため、F30・F31だからこそ味わえる独自の魅力と言えるでしょう。

BMW3シリーズF31・F30の高額買取のポイント

車の買取価格は走行距離・オプションの有無・外装や内装の汚れ具合など、あらゆる面をチェックして査定されます。走行距離は戻せませんが、洗車をしたり、車内を清掃したりすることで買取価格は上がってくるはずです。ここではF31・F30の高額買取のポイントを解説します。

2回目の車検前の売却がおすすめ

車の高額買取を狙ううえで重要なのが売却タイミングです。なかでもおすすめなのが2回目の車検をする前に売却してしまうこと。車検は車の維持費の内、費用負担が大きい項目の一つです。そのため、車検を受けてから車をすぐに手放してしまうと、かえって損になってしまう、あるいはトータルで見るとあまりリターンを得られなくなくケースも珍しくありません。これから車検を受けるという方は、車の買い替えや、後どれだけ乗車するのかという見込みを立てたうえで検討してみましょう。

走行距離は短いほうが高額買取の可能性が高まる

車の走行距離も、高額買取を決める要素の一つです。一般的に、走行距離10万km以上が車の寿命とされており、走行距離が長ければ長いほど買取価格は低下します。車は車検のタイミングやローンの支払いなどの関係で、購入から3年から5年程度で売却されることが多く、走行距離は5km未満に収まっているものが大半です。このような事情から、中古車ディーラーでは走行距離5万km未満の車を豊富に在庫しており、買い手側も5万km未満であれば、車の寿命が10万kmということを考えても、まだまだ十分に乗れると査定してもらえます。走行距離は短いほうが高額買取の可能性が高まりますが、ひとつの目安として、高額買取を期待できる走行距離は5万km未満と見積もっておくと良いかもしれません。

外装・内装は綺麗にしておく

当然のことではありますが、車の外装・内装は綺麗に保つようにしましょう。

まず外装では、ボディ全体のキズやへこみの数、汚れ具合などが査定の基準となり、ボンネットや天井などボディにキズやへこみなどがあると、買取価格に響きます。また、車の内装もチェックの対象です。特に注意して見られるのがシートとフロアマットで、ドライバーなど搭乗者が直接触れる部分なので、特に念入りにチェックされます。例えば、シートに飲み物をこぼしたようなシミがある、ボロボロになっている布や皮、リクライニングの故障、フロアマットに付着した泥や油による汚れなど、交換が必要なレベルの場合は買取価格に影響してしまうでしょう。

また、見た目だけでなく臭いも重要なチェックポイントです。喫煙者やペットをよく車に乗せていた場合だと、煙草やペットの臭いがシートなどに染み込んでしまい、減額の対象になります。

事前に洗車や車内清掃を行い、できるかぎり車を綺麗な状態にしておくと査定がプラスに働きます。臭いに関しては、少なくとも査定に出す3週間ほど前から、喫煙者・ペットを乗せるのをやめ、強力な消臭剤を使うなどして対策を打ちましょう。自身では気付かないような小さなキズでも、査定のプロはしっかりチェックするため、普段から丁寧に扱うことが大切です。ちなみに、外装のキズやへこみは修理に出しても買取価格に反映されないこともあります。修理代が無駄にならないよう注意しましょう。

BMW3シリーズF31・F30の買取実績豊富！「ハッピーカーズ」

クルマ買取専門ハッピーカーズでは、外車・輸入車の豊富な買取実績を持ち、迅速・丁寧な査定でお客様の車の価値をご提案します。BMW3シリーズF31・F30の売却はもちろん、その他の車のお悩みも、ぜひ「ハッピーカーズ」にお任せください。

ハッピーカーズとは？

車買取り専門 ハッピーカーズでは、お客様に満足を提供していくために「クルマを通じて、ハッピーカーズに関わる人すべてをハッピーに」を理念の下、自然体・本音での対応を心掛けています。大げさに高値で買うということも、足元を見て買い叩くということもありません。

査定の際は、提示した価格の理由をできるだけオープンにし、単に「高く買い取ります」とお伝えするのではなく、適正に査定し、最適価格を提示することを約束し、お客様も私たちも損しないフェアな価格提示をしております。

BMW3シリーズF31・F30の買取事例

BMWやベンツを中心とした、外車・輸入車のハッピーカーズでの買取り成功率がすごぶる高いのは、新車ディーラーとの下取り価格の差があるからです。ハッピーカーズでのBMW下取り価格は新車ディーラーより数十万円も高額で、例えばBMW118i Mスポーツの某ディーラーにおける下取り価格が150万円であるのに対し、ハッピーカーズでは200万円の査定で買取が成約しています。

BMW3シリーズF31・F30からの買い替えを検討中で、ディーラーでの下取り価格にお悩みの際は、ぜひハッピーカーズまでご相談ください。

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